■沖縄サンゴの仕組み
沖縄には日本最大のサンゴ礁「石西珊瑚礁」をはじめ、沖縄島や慶良間諸島、八重干瀬などの海域があり、四百類以上のサンゴがいる。珊瑚は一見植物のように見えるが実は動物。プランクトンを捕まえて食べ、産卵する。沖縄で最も普通に見られるミドリイシの仲間は4〜6月の満月の頃に一斉に産卵し、海中で受精した卵が幼生になり1〜3日間、海を漂った後、岩などに体を固定させて骨格を形成する。体内には褐虫藻という植物プランクトンが共生し褐虫藻が光合成で作る栄養素をもらって生きている。
■沖縄サンゴ白化現象
サンゴの中に共生している褐虫藻が海水の上昇や日照などに強いストレスを感じるとサンゴから逃げてしまう。長期間戻らなければサンゴは褐虫藻からの栄養を得られずに白化し死滅する。サンゴの生息に適した温度は25度〜29度。
■オニヒトデとホワイトシンドローム オニヒトデや巻貝などによるの被害も深刻化している。オニヒトデは毒のあるトゲをもちサンゴに覆いかぶさる。食べられたサンゴは白い骨格だけが残る。巻貝は2センチほどと小さいがサンゴの裏側や根元に入り込んで肉の部分を食べる。、その他、台風による破壊、赤土や農薬流入、水質悪化、ホワイトシンドロームという原因不明の他、最近では日焼け止めの成分が白化の原因ではと言われている。

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